現在新宿は
コマ劇場で上演中のミュージカル、
We Will Rock Youを観て参りましたぁ☆
簡単に作品説明(公式HPから拝借):
『本作品はQUEENのメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが
構想、ステージデザイン、全役者とミュージシャンのオーディション
に至るまで全面的に監修。まさにQUEENによるQUEENのミュージカルです。』
実は以前、このミュージカルについてGeorge Michaelが
「Queenが好きすぎて見られない」と言っていたという話を聞いて、
うーん、私もちょっと…やっぱりフレディ以外が
歌うQueenなんて、ダメダメっ!と、腰引け気味だったの。
でも、お友達に誘われた日にちがたまたま空いていた
&ここんとこミュージカルも全然観ていないし、
ということで何となく行って、
本当によかったわ!!!!!
Aちゃん、肩を押してくれて、アリガトウ!(笑)
ところでこういう、特定のミュージシャンの曲をフィーチャーした
「名曲ミュージカル」(勝手に命名)流行ってるのかしら?
ABBAの
マンマ・ミーアはCM見ただけで嫌悪感で、
Billy Joelの「
Movin' Out」も全く観る気が起きないのだけど・・・。
確かにミュージカルの曲目が知っているものばかりというのは
楽しいんだけど、どーも、こう、やっぱりカラオケ風に
思えて仕方がないのよね。
それに、日本のCMだと、
んもう観客総立ち!大興奮のフィナーレ!
っていうことばかり強調されて、ストーリーを見ると
わりぃーと、こじつけだったりするのが、ちょっとやだな、
みたいな。
そう、何だかんだ文句を言いつつも、始まってしまったら
ミュージカル独特の臨場感、バンドの上手さ、
そしてやっぱり名曲!(涙)なQueenの曲にかなり
入れ込んでしまい、気が付いたら夢中で拍手をしちゃっていて、
フィナーレはフツーにやっぱりオールスタンディングなのでしたー・・・
(結局そうじゃんって!?)
でも、やっぱり聴いていると自然にリズムをとりたくなる
っていうのかしら?生で聴いてて微動だにせず、は、
ちょっと難しいっ。(笑)
ここは一緒に楽しまなきゃ損!と、なってしまうに違いないわー。
内容的にも、"Radio Ga-Ga"で現代社会風刺的な
歌詞(変更してあるの)にちょっとドキッとしたり、
"No One But You"でステージの大型スクリーン
(が、割と使われるステージなのよ、ところで)に映し出される
若くして亡くなっていったミュージシャン達の
姿に涙しそうになったり、随所随所に散りばめられた
日本公演用の笑いのドメネタにウケたりと、
ストーリーはありえないものだし、垢抜けない感も
あったことはあったけれど、全体的に見たらとっても楽しめるものだったわ。
ちなみに台詞はステージ両脇に日本語字幕が出てくるので
英語などわからずともOK!
何しろ曲がいいし、バンドもキャストの歌も上手なので、
純粋にエンターテイメントとして楽しめると思いまーす!
本ミュージカルは元々ロンドンで上演していたものだけれど、
日本公演はオーストラリアン・プロダクション。
何だか言われてみればオージーっぽいかもね。
(英語もさることながら、ちょっと田舎もんっぽいのりとか?!
←いい意味で、です、はい。汗)
帰宅以来、暫く眠っていたQueenのCDが
うちでかかりっぱなしになっているのは
言うまでもありませぬ・・・やっぱりいいわ~