ワタシの「ある意味」甘い生活=Dolce Vita-in Tokyo-で、興味を持ったこと、考えたこと、ひらめいたこと(!?)つらつら更新中っ!
by madameorange
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ショコラと人生について学んできました@アカデミーヒルズ
今日は友人に誘われて、六本木ヒルズ内にあるアカデミーヒルズ
で開催された、「パティシエ世界一"辻口スタイル”ショコラを学ぶ/サテュロス・ダンディズム」という講座に出席。

アカデミーヒルズでは、アーテリジェントスクールという1回限りの
クラスを沢山開講していて、割と旬なものを扱っているので
(ヨガ、とか、お茶、とかね。よくマーケティングしているなーと
思います)、いつも面白そうだなーと思いつつも、
こうやって誰かに誘われない限りはなかなか行けずにいたの。

今回は私も大好きな自由が丘のモン・サン・クレールを開いた
誰もが知っている有名パティシエ、辻口博啓さんの
ショコラのお話ということで、なにやら美味しそうな予感がして(笑)
いそいそとお出かけしてまいりました!

美味しい試食があったりして♪ふふ
などとやましい気持ちもあったのだけど、蓋を開けたら
いやー、2時間たっぷり辻口氏の人生観、成功談、
ショコラへの思い入れ、などなどたっぷり聞けて、
講座のタイトルからは想像もつかない濃い時間を過ごせましたっ。
(それにしても何であんなに話が上手なのかしら?
やはり山ほどインタビューなんかをこなしてきているから?)




ヒルズにある高級ショコラティエ「Le Chocolat de H(ル・ショコラ・ド・アッシュ)」も辻口さんのお店。
ショコラの品質維持のため一度に店内に入れる人数を制限する
ものだから(気温が上がるから。そこまでのこだわり!)、
ヒルズのオープン当初は暑い中けやき坂のこちらのお店の前に、
とっても遠くからいらしたのではと思われる(帽子にリュック、みたいなイメージ?!あは)お客様がながーい列を作っていたのを思い出すわ。
「これが、一粒1,000円のトリュフですっ」なんて
ワイドショーでも盛んに話題になっていたっけ。
私も以前例に漏れずお買い物し(してんじゃん!?)、
実際美味しかったんだけど、そのボンボンショコラの皮膜の
薄さへの並々ならぬこだわりを聞いてしまった今、
また食べたくなってしまったわぁー。
(あれ?すっかり乗せられてる?・・・いいのいいの!笑)

今日のお話によると、ここは辻口氏の目標である
「日本発の世界ブランド」への布石として(最初は抵抗のあった
六本木という土地ではあったけれど)、出店しているそう。
ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ラクロワ、などなど
世界の一流ブランドの路面店が立ち並ぶけやき坂という
立地の理由はそこなんですって。
(なるほどぉーーっ、そうだったのね!)
そういうきちんとしたコンセプトがあって、妥協しないところが
彼のように成功する秘訣なのでしょうか。

講演は、フランスでの修行時代から、一週間前に
駒沢にオープンしたばかりのパン屋さん(マリアージュ・ドゥ・ファリーヌ。
やばい、ここも行かねば!?)の話、そして今後の展開
についてまで、時系列で辻口氏が語るという流れだったの。

天才的な腕前もあるのでしょうが(何せ4度も世界チャンピオン)、
そこにいたるまでの苦労の積み重ね、それから
その強い信念と目標意識によって培われたと思われる
彼の人柄を垣間見れて、その辺のバランス感が
彼の人気の理由なのでは、と思ったわ。
2時間の内30分くらいは質疑応答だったのだけど、
一人一人に対して実に真摯に回答する姿もまた
「世界一」と名のつく人には珍しい位で、私もすっかり
ファンになってしまったかも・・・!

今日の講演で私が学んだのは、ショコラ・ショーの
実演もさることながら、下記三つの辻口氏の言葉

①世界を目指さなければ日本一にもなれない:
彼は日本のコンクールでいくら賞をとっても何もならず、
やはり世界で認められてから道が拓けたんですって。
何でも、日本一を目指すのではなく、世界水準でトップを
目指さないとダメ、というのは非常に同感。

②明日死んでもいいというつもりで毎日やっています:
(見ていてそんな感じ。)
こうしたい、ああしよう、というのが非常にはっきりしていて、
またそれに向かって努力を惜しまない姿勢がすごいのだわ。
「もともとゼロから始めているから、今あるものが例えば
明日なくなってしまったとしてもまたゼロからやれる」、とも。
今あるものに固執して身動きが取れなくなるパターンも
多い中、信念に従い日々前を向いて生きているということよね…
尊敬。

・人の心を思いやれるパティシエでいたい:
これは、質疑応答で座右の銘を聞かれた時に、「言葉では
ないけれど…」という上での回答。
最近とみに、他人に対する思いやりの欠如を
感じることが多い(ニュースとか道端とかで)ので
特に、かな?こんなにBIGになっても(なったからこそ?)
思いやりということを大切にしている氏に痛く感動。
人としての基本を忘れないで有名人をやるというのは
多分普通以上に難しいと思うのだけど、こういうことを何のてらいもなく
そして嫌味なく言えるというのは、人間としてとても強いのでしょうね。

辻口博啓といえば、その名前だけで何でも売れちゃうような
押しも押されぬ天才パティシエだけど、彼の人間味に
触れた人はますますそのお菓子にも魅かれるのかもしれない。

お菓子の世界に限らず、どこでもそうなんだけど、
やっぱり最後は人間として尊敬できる人の近くにいたいと
思うし、そういう人達が評価もされるのでしょう(というかそう願う?)。

今日は友人に誘ってもらったお陰で、図らずも
心の琴線に触れる色んなお話をうかがえて
ちょっと有意義な金曜の夜でした。

49Fからの眺めも格別(東京タワーを「見下ろし」ます)だったし、
また色々刺激を受けにクラスを受講するのもいいかもしれなーい☆
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by madameorange | 2005-02-04 21:30 | 初めてのことアレコレ
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