本日は、友達の会社のシンガポール支店にお勤めの
ローカルの方にアテンドしてもらい、普段旅行者の女性だけでは
アクセス・土地柄(?)両面から難しいゲイラン地区に
連れて行ってもらえることになりました!わーい♪
ゲイランというのは、やたらクリーンなシンガポールなのに(!?)
やっぱりある、レッド・ライト・ディストリクトなのですが、
実は地元の人が訪れる美味しいお店もひしめき合う、
色んな意味で魅惑のエリア。カラオケなんかも沢山あるらしいわ。
今回のお目当てはズバリ
Frog's leg porridge(蛙入りお粥)&
Beef Kway Teow(シンガポール風ビーフヌードル?
とにかく私はこのKway Teow《漢字で河粉と書く、お米で出来た太い平たい麺》に目がないの~)
ゲイランのLor.9(9番街って感じ?)には有名なBeef Kway Teow
の店があり(行けばすぐわかりまーす)、そこから小道を挟んでお向かいには
カエルのお粥のお店があるため、本日は2つを一気に頂く予定。
いつかシンガポールで食べねばと密かに計画しつつ、
これまで賛同者不在のため(かといって一人で一皿は食べられない)、
延び延びになっていた蛙が本日やっと食べられるわ!
さて、生まれて初めてシンガポールに来ていきなり
ゲイランに行ったRちゃん、なかなか得がたい体験ですが、
かく言う私も夜のゲイランは初めて。
ご親切にもWさんはチューブトップにミニスカートがデフォルト
って感じの客待ちの女の子(ホント、「子」よ、あれは。
皆10代じゃないのかなぁ?)が沢山立っている通りを
車で通過してくれて、見たことのないシンガポールを見学しつつ
Lor.9へ向かいます。
大通りGeylang Roadに出ると、食いしん坊とその車で道路は一杯。
そこからここから流れてくる美味しそうなにおいと、
何となくざわついた雰囲気に、食欲中枢が刺激されまくり。
空いているテーブルを見つけて座ると、まずは目の前のドリンク屋さん
がオーダーを取りに来たので、バーリーウォーターをオーダー。
(これ、私好きなんだよねー)
と、店員の女性が
「冷たいの?」と、確認。
「
はい」
・・・って、
あなた!あなたどう見ても地元の方よね!?
何その、
あまりにも完璧な発音、そしてアクセントは!!
その表情といいタイミングといい、どう考えても日本人の、
しかも友達レベルの気さくな聞き方に、我々一同本気でびっくり!
思わず一体どこであんなに完璧な日本語を覚えたのか
聞きそびれてしまったけれど、いやー、驚いた。
Wさん注文を済ませてくれ、程なく
ぐっつぐつに煮込まれた蛙とお粥、そして特大サイズの(Wさん曰く「大きくない」・・・)ビーフヌードルが到着~。これ←が、夢にまで見た(見てない見てない)蛙でございます~。
そして、こちらの→ビーフしか見えないのがBeef Kway Teow。この大量のお肉が厚くて柔らかーい♪ヌードルもおいしすぎー。まさにここでしか食べられない独特の一品。美味しかった~
ところが、ふと気付くと、隣でRちゃんが無口。そして心なしか顔が引きつり気味???
そう、元々乗り気でなかった蛙が原因なのね…
Wさんがちゃっちゃとサーブしてくれてしまった目の前に
置かれたお粥を見ながら、今にも泣きそうな姿は
見ている方が辛かったわ。(そう、食べたいとせがんだのは私とTちゃん。
Wさんに気付かれないように、私、
責任持って平らげさせて頂きました。)
でも、Rちゃん、
「Tちゃんが蛙の骨を美味しそうにしゃぶっていた・・・」
と、色々とショッキング映像がフラッシュバックするらしく、
ちょっと立ち直るには時間がかかりそう。
ごめんね、わがまま言ってしまったばかりに・・・
さて、お腹一杯の帰り際には、Tちゃんがこれまた楽しみにしていた
まさに今が旬のドリアンをデザートに食べることに。
うーん、ド・ドリアン~・・・
そう、今度は私がかたまる番。今年もやってきましたドリアンシーズン。
あれから1年経ったかと思うと、ある意味感無量よ。
特設ドリアンスタンド的な所で多くの人が真剣にドリアンを選び
(地元の人はD24という種類
-そう、今年は色んな種類があることを
新たに学びました-が甘くて美味しいと薦めてくれました。
食べる気は、いまんとこありませんが、覚えておくわ)、
その場で割ってもらい、食べている・・・!
私はといえば、半径1m以内にはどうしても近づけず、
風向きによりたまに襲ってくる吐き気と戦いながら
ほくほく顔でドリアンを頬張るTちゃんとRちゃんを見つめておりました。
>その後車の中があの、腐ったにんにくとも言うべきドリアン臭で満たされたことは言うまでもありません・・・
その後また別のTちゃんの同僚が食事をしているという
同じくゲイランの
No Signboardという美味しいシーフード屋さん
(私は個人的には有名な
ジャンボより美味しいと思ったわ)にjoinし、
お腹一杯と言いつつも更にビールとシーフードまでも
胃袋に押し込みましたワタシタチ。
それにしても、Tちゃん、最初から最後まで全部もりもり食べて
あのスレンダーなスタイルはまじで反則。
何だか世の不条理についても考えさせられたゲイランナイト、で、ありました。
それにしてもビーフヌードルは禁断症状でそうな美味しさ。
次回いけるのはいつなんだろう???